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Middy@Country

Author:Middy@Country
イギリスの片田舎で
三人と二匹で暮らすMiddyの日常です。
子育て、犬、お仕事、イギリス人など、
思いつくままにつづっています。
毎日バタバタなので更新頻度は低いです。
のんびりとお付き合いくださいませ。

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おばあちゃん。

金曜の夜に積もった雪が全然溶けないバクストン。でもイギリス各地は大雪でえらいことになっているので、それに比べればかわいいもんだ。


 


寒いですよ。
こんな感じ。寒いです。


 


イギリスとは全然関係ないけれど私の過去の栄光(?)のお話をひとつ。実は私は3歳で百人一首をすべて暗記していたという、親戚一同から「テレビに出そか」とまで言われた特技があったのです。仕掛け人は母方のおばあちゃん。昔から「孫ができたらお正月には百人一首のカルタ遊びをする」というのが夢だったらしく、でも姉が生まれたときは父の仕事の都合で福岡に住んでいたのでその夢はかなわず。が、私が2歳くらいの時になぜかおばあちゃんの家の真向かいの借家に引っ越したので、ほなやってみよか、となったらしい。簡単な本をくれて、今日から一日一首ずつ習いましょうと軽い気持ちで言ったら私が結構乗り気になったらしく毎朝9時きっかりに本を持って「おばあちゃーん」と訪ねてくるので、「毎日来るからやらなしゃあないわなあ」とまだちゃんと字の読めない歳なのでほとんど口移しで一日一首ずつ教えたら100日後には本当に全部覚えていたらしいですよ。私の記憶力がいいのはこの辺に由来するのかもしれない。一度だけおばあちゃんが留守だったので代わりにおじさんが教えてくれたけど「なんか違うなあ」と違和感を覚えたこととか、小野小町の「わが身世にふる眺めせしまに」の「眺めせしまに」が舌が回らなくてなかなかちゃんと言えなくて泣きべそをかいた事とか、幼稚園の時に百人一首覚えてるのーと何気なく先生に行ったら「ふーん」と微妙な反応をされたので一首詠んでみたら先生の顔色が変わった事とかを覚えている。


今では10首も詠めたらいい方だしカルタ遊びなんて何十年もやっていないけれど、3歳で百人一首を覚えていたというのは私の中では結構大きな位置を占めているのだ。必然時にそれを教えてくれたおばあちゃんの存在も大きくて、その後はずっと大阪に住んでいたのでよく遊びに行ったし子供の頃は夏は泊りにも行った。おばあちゃんの家は明治時代のわりと大きな家で、池もあるし離れもあるし蔵もあるし、ある時期は家で学習塾を経営していて月謝の袋に領収印を押すのを手伝ったり、少しの間だけれどお琴を教えてくれたり、おばあちゃんの家は私にとってはワンダーランドだった。


おばあちゃん本人もかなりの行動派で、かなり早い時期からハワイや香港に海外旅行に行ったり70歳近くなって東京ディズニーランドに行ってロッキーサンダーマウンテンに乗ろうとして年齢制限で引っかかり激怒していたり、80過ぎてから膝に水がたまったからと手術をしたり(この歳で受け入れてくれる病院を探すのは大変だったらしい。普通あきらめるよなあこの歳じゃ)、まあ話のネタが尽きない人だった。


なんでこんな事をつらつらと書いているのかと言えば、今朝「昨日の朝おばあちゃんが亡くなりました」という知らせを受けたからなのです。もう90歳を過ぎていたけれど別にどこが特別悪いわけでもなく認知症でもなく、でもだんだん体が弱ってきていてここ数年は時々入院したりしていたのだけれど、去年の夏に帰った時はタクシーでだけれどデパートに一緒に買い物にも行ったしおいしいものを食べに連れて行ってもくれた。最近はおじいちゃんがかなりぼけてきたので家で暮らすのは無理になり、おばあちゃんは病院、おじいちゃんはホームで生活していたのだけれどまだわりと元気だったらしい。亡くなる2日前にも病院からうちの母に電話して世間話をする元気もあったのに、日曜の早朝に息を引き取っている状態で見つかった様子。眠ったまま亡くなる人って幸せよねー、とうちの母はよく言っているがまさにその状態。人生を謳歌したおばあちゃんらしい。


お寺の関係で今回は家族でお見送りだけして、年が明けてから戒名とか納骨とかをすることになったらしく、私はもともと年末に帰る予定だったのでそれまでは帰らない事にした。ムスメもまだ2ヶ月になったばかりだし。


13年前に日本を離れた時から、いつかこういう日が来るんだろうなあといつも心のどこかで覚悟はしていたのだけれど最近元気にしていると聞いていた矢先なのでちょっとショック。まあでも大往生だし、最後まで元気だったならおばあちゃんも幸せだっただろうし。


と割り切りながらもやっぱり悲しいよなー、せめてあと1ヶ月待っててくれたらムスメにも会わせてあげられたのになー、とちょっとめそめそしてしまう。めそめそしててもオムツは替えないといけないしおっぱいもあげないといけないんですけどね。毎日元気で精一杯ムスメのお世話をするのが今の私にできる供養かなと。


 


この笑顔が。
この笑顔に癒される。
でもやっぱりおばあちゃんに見て欲しかったなー。


 


 


そんなわけでとりとめの無い長文を読んでいただいてありがとうございました。これからも今までと変わりなくジャックとカラとムスメの様子はご報告させて頂きますので見守ってやってくださいねー。


 


 


おばあちゃんご馳走様。
去年帰った時におばあちゃんが連れて行ってくれたレストランにて。
この日が最後になっちゃった。


 


 


 


おばあちゃんいろいろありがとう。
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生活 | 23:25:59 | Trackbacks(0) | Comments(0)
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